縄文土偶について

土偶ーそれは縄文人の造形である。

縄文文化はこの日本列島に住む土着民族に依って生まれた民族文化である。

それは東亜には類似したものがなく、遠く北米の先始土器に似たところのあるユニークな存在である。

そうした縄文文化の中に土偶があるが、縄文早期の茨城県花輪台土器の出土する貝塚から発見された小土偶を最も古いものとされていたが、近年では関東地方では千葉県鴨崎貝塚、木の根遺跡などで、撚糸文土器に伴う小形板状土偶や、大阪府神並遺跡で押型文土器に伴って出土の同様の土偶が加えられた。

その多くは縄文時代中期以後から晩期にかけての遺跡から出土するものが多い。

土偶の表現は一般的には形式化した象徴的なものが多いが、例外に写実的なものもある。

ではその目的はどんな意味を持つのか?

それはまだ全部が明らかになったわけではないが、多くの学者が考えるように呪術的または精霊的な性格を帯びている。

自然に依存する未開人たちの最初の信仰や思想のの具象とも言えよう。

特筆すべきことは、ほとんどの土偶が乳房をもつ女性を表現していることである。



土偶の種類

(板状土偶) (ハート形土偶) (みみずく土偶) (遮光器土偶) (容器形土偶) (山形土偶)

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